そろそろ治まってきたみたいだし大丈夫、かな?

鬼畜ま!
じゃいあんときりんぐ?  作品に18禁描写含む
ランスシリーズとネギま!のクロス。ブログ連載、インデックス未掲載、カテゴリ「ネタ」。


ランス一行が麻帆良へ。
「ハーレムものに寝取り上等のエロゲ主人公混ぜるとか何考えてるんだ作者は」クロス対象を見て即座にそう思ったのは自分だけではないハズ。
しかしまあよくよく考えてみればランスは『ガキんちょには興味ない』わけで、ヒロインの過半が射程外。しかも子供には好かれやすいランスの事、ヒロイン勢の信頼を得て馴染んでしまう図が結構容易に想像できたりもする。*1
まあつまりは水と油に見えた二作品が案外相性悪くないという誤算。
「それでこそ」と言われるランスの傍若無人な振る舞いに掣肘を加えなかった*2り、タカミチの才能コンプレックスとそれに伴うランスへの隔意に長々と尺を取って*3たり、作者が原作を好きなのがわかる。
作者の雑記によれば好き勝手書いた未公開分は修学旅行編で絶賛停止中だそうだが、自分みたいな人間からすれば「いいぞもっとやれ」である。*4

*1:ついでに言うなら、なんだかんだでランスに敬意を持つようになるネギというのも容易に想像できたりする。

*2:設定的な観点からの掣肘。原作通りの設定だと話が崩壊する場合、度々設定に制限が加えられる事でクロスとしてのバランスを取ろうとする作品は数多い。
しかしその方法は原作の魅力がスポイルされて残念な結果になる事が多い気がする。単に逃げ道の作り方が下手だとも言えるが。

*3:下手なクロスだとこの辺りが無い。キャラの心情など二の次三の次、作者の好きなキャラが全肯定されるのが所謂踏み台クロス。
悪い例)ぐわーなんて強いんだとても勝てないー → ふははは俺に勝とうなど十年早いわー → こんな強い人初めてだー弟子にしてくれー

*4:ただ好悪の分かれる作品を書く人なので、わざわざ嫌いなのに全部読んで「この作品最低だ」とか告げに来る熱心なファンが出てくるかもしれないのがちょっとした不安。