りらっくすも済。



はぴねす!をプレイ。そしてコンプ。

なんかちょっと中途半端、かな? まあ面白かったのは面白かったんですが。

自分としては『魔法』というものをもう少し深く掘り下げて欲しかったかなあ。話の根底にあるのにそれがなんだか漠然としすぎていて、いまいち入り込めなかった感がある。

何らかの技術が体系だって存在する以上、文明の中にその技術は利用されていて然るべきだと思うんですがね、日常描写の中にそれが全く無い。いや、完全に異世界を創造しろと言うわけじゃないんですが、折角世界を作り上げる便利な道具としてあるのに、それが全く使われていないってのはお話としてどうよ?

そして使われる魔法が殆ど戦闘用ばっかりだったりして、これでは血と泥に塗れたりボロボロになったり俺は負けない的な雄叫びをあげたりするような殺伐とした話なのかこれはと盛大な勘違いをしてしまうではないですか。やれやれ。

まったく古今東西燃えゲーの皮を被った萌えゲーは大抵碌なものじゃないのにねえ。

萌えゲーとして十分な域にあったのでなおさらそれが残念です。無論某キャラのアレは横に置いておくとして。