件の絵は未だに電子の海を彷徨っている。

ブラックマルチシリーズ
KageのHP(にわか書店 分館)
ToHeartSS。TOPページ下部、「ブラックまるちもなでなで」より入場。


自分をこちらの世界に引き込んだ罪深い存在。そう、グーグル検索でこいつが引っかからなければ俺はこんなディープな世界を知らずに済んだんだ! くそう、感謝してるぜコンチクショー!!
そんなわけで自分にとって非常に思い出深いところ。もう何年も更新停止しつつ、未だに消滅していないその放置プレイには恐れ入る。
そして何故こんな古い作品を読んでいるかというと、特に理由は無い。
強いてあげるとすれば、型月のホロウで第一回人気投票のイラストをなんとなく眺めていた事だろうか。
話の前後が繋がってないかのように思えるかもしれないがそうでもない。そもそもこの作品、BLACKというハンドルネームの人がかいたマルチの絵が『BLACKマルチ』と呼ばれたことで「あ、なんか悪のアンドロイドっぽい」という話に発展し、有志によって作られたリレー小説なのだ。そして何を隠そうこのBLACK氏、絵の質*1が型月のBLACK氏とほぼ同じ*2。というかまず間違いなく同一人物だろう。
実際に同一人物であるかどうかは寡聞にして知らないが、自分の中では同一人物であるという事で決定済み。そういえばこんなのもあったっけと思い出して読みに行く事になったと*3


某菌糸類に自分は相当毒されている、そんな比較結果を得た一日。

*1:描き手毎に顕れる絵の特徴の事で、とりわけ人を描いた時の顔に顕れる。一応真似する事も出来るが、その大半はどこか不自然さが残り判別をすることは容易い。

*2:流石に現在と数年前を比べたところで同じであると判断する事は出来ないが、その中間に歌月十夜(の壁紙)を挟むことによって判別が出来る

*3:型月のBLACK氏の絵を見るたびに思い出して読みに行くわけではない。だから『特に理由は無い』