二次元では問題なくても、三次元ではいい加減にしろと思う物。

Morning glory
FOOLS GOLD
Fateの短編。士凛。
甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘甘……砂吐きそうです、サー。何このバカップル。何これ。
極甘士凛SS「遠坂凛はミルクを二度飲む」の作者だから甘ったるいのは覚悟していたんだが、その更に上を行かれました。虎の咆吼でもこの空気は掻き消せない、『固有結界「二人の世界」』、そんなカンジ。
これはヤマ無しオチ無しの短編だからこそ破壊力を持ったんだろうと思う。
ヤマもオチも無い事は二人がバカップルであるという事を表し、短編である事は暗に二人の間にそれ以外の事は何もない事を意味している。
何気なく書いたんだろうけど、自分には何かこれが凄い物のように思えてきた。
……大学入試に使われる現代文の小説みたいな物だろうか?*1

*1:試験で人物の心情を答えさせる問題が出た時、その物語の作者が「そうか、それはそういう意味なのか」等と感心する事は非常に良くある。芸術家は芸術家であり評論家とは別のものだという事だろう。